インスリンの働き

インスリンって糖尿病患者が打つ注射の名前?
というくらいの認識でしたが、
実は、元々体内で作られるホルモンの名前です。
血糖値を正常に保つ機能があります。
ブツブツしたすい臓には、
消化酵素を分泌するための組織が集まっており、
その組織の中にはホルモンを分泌する細胞の塊が
島のように浮かんでいます。
発見した人の名前をとって「ランゲルハンス島」と呼んでいます。
なんだかかっこいいですね。

ランゲルハンス島はすい臓全体で100万個ほどあります。
ランゲルハンス島にはα細胞、β細胞、デルタ細胞があり、
β細胞からインスリンが分泌されます。
食後、血糖値が上がるとインスリンが分泌され、
インスリンが細胞にブドウ糖を押し込む働きをしています。
血糖値が下がるとインスリンの分泌は止まります。
インスリンの量が不足すると
細胞はエネルギーの元となるブドウ糖を
取り込めなくなります。

インスリンと全く反対の働きをしているのがグルカゴンです。
血液中のブドウ糖が減ってくると、
グルカゴンが分泌されます。
ブドウ糖は重要なエネルギー源ですので、
血糖値が低くなりすぎると命の危険にさらされます。
そこでグルカゴンが肝臓に蓄えられてるグリコーゲンをブドウ糖にし、
血糖値を上昇させます。