急性すい炎の原因

アルコール

長年の飲酒が急性すい炎を引き起こす危険性が高い、
と言われています。
お酒を飲みすぎると、すい液の分泌を高め、
すい臓の出口(十二指腸乳頭部)あたりがむくんできて、
すい液が流れにくくなります。
内側から押されてすい管が圧迫されると、腹部に痛みが出ます。
すい液がうまく流れず、すい臓内にいっぱいになると
すい臓を消化し始めます。

胆石

急性すい炎を発症する患者は胆石を持っている事が多いということです。
主に女性に多く見られます。
中年、小太り、女性の方は胆石予備軍と言われています。
胆石は胆汁の成分が石のように固まったものです。
胆石の大きさは様々ですが、砂状や小さいほうが危険です。
総胆管の太さは、一般女性で直径5〜7mmと細く、
胆石が胆のうから飛び出して、ここに詰まると、
胆汁やすい液が流れなくなり、すい炎を発症します。

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胆石がかなり大きくなっていても全く痛みがない人もいます。
大きいと、総胆管につまる事がないのです。
しかし、大きくなりすぎると、胆のう自体を圧迫します。
すい炎や胆石で疝痛発作を起こしたりすると、
お腹の中で癒着を起こしていると思われるため、
その状態での緊急手術は危険を伴います。
痛みがなくても早めの手術が望ましいと言われています。