開腹して胆のう摘出

腹腔鏡下胆のう摘出術が出来ず、
開腹して手術しなければいけないケースは下記です。

過去に胃、十二指腸等の手術歴がある
癒着がある
胆のうの炎症が強い
肝硬変がある
妊娠中
心臓や呼吸器が弱い
高齢者

腹腔鏡下胆のう摘出術では、
炭酸ガスを腹部に入れてふくらませるため、
他の臓器が圧迫されます。
呼吸器が弱い方や高齢者には向きません。
(開腹が必要かどうかの判断基準は主治医により異なります)

手術後、胆汁が腹腔にもれると腹膜炎を起こすため、
胆管にチューブ(ドレーン)を入れて、それを体外に出します。
チューブの先にはビニールバッグを装着し、ベッド脇に置きます。
翌々日くらいからベッドから起き上がり、歩く練習をし、
トイレに行く時は、バッグを肩から下げて移動します。
胆汁がたまると、看護士さんが回収に来ます。
このドレーンは胆汁の流れを見る目的もあります。
胆管の縫い目が塞がり、ドレーンを抜くまでに
だいたい2〜3週間かかります。